




春の登り窯作品ができ上がってきました。 今回は猫の置物を作ってみました。 信楽水肥の黒粘土に唐津釉を施しています。 ひとみは化粧土してその上から為た絵具で描いています。 登り窯なので唐津釉で青白がでるとおもしろいかなと思っていたんでしが、全体的に灰色ががった感じになりました。
造形では猫感をどう出すかでかなり試行錯誤しました。写真見ながら作ってもなんかアンバランスになってしまい、最初に作ったバージョンから頭を切り離して胴体延長、猫背強調って造り直しをしています。 内部をくりぬいて出た粘土を外に盛り直してバランスを修正する感じで何とか猫っぽくなったかな。 形を何とか猫にするので手いっぱいで、毛並みを作り込むところまで窯入れのタイムリミットがあって行き着けなかったので、またモチーフ考えて再チャレンジかな。