iMac 5KにMac OS X Serverを統合

あたらしい、iMacの導入を機会にこれまで、Mac Mini serverで運用していた自宅サーバーをiMac上の仮想サーバーとして統合することにしました。Mac Mini ServerもLate 2009なんて5年落ちになっているので、十月のアップルイベントで新型が発表されるならそろそろ交代かなとおもってましたけど、ノーマルMac MiniにOSだけ買ってねな感じだったし、iMacが調子のほうが緊急だったので、Mac Miniは見送ってiMacの買い替えとなりました。 でもせっかくiMac買い替えるのでOS X Serverを仮想サーバー移行しちゃおうとメモリ多めにしときました。 仮想サーバを考えたのはMac Miniの老朽化というよりは電気代対策。うちの電気代ってタイムシフトサーバが複数あったり、ワインや日本酒の冷蔵庫があったりでかなり東京電力に協力状態なんですよね。だからちょっとでも稼働マシン減らしたほうがいいかなというもくろみです。
さて、OS X Serverの移行ですが、始めはYosemiteをクリーンインストールしてデータ移行しようとしたんですが、iMacの時と同じく移行アシスタントがうまく動かなかったり、VMware Fusion 7でのYosemiteのグラフィックがすごく遅いので、もともと運用していたMarvericksのまま移行させました。 こっちもTimeMachineからの移行アシスタントがうまく動かなかったので、バックアップデータをいったん仮想ディスク内にコピーしたうえローカルにマウントした状態で移行アシスタントでのデータ移行をしました。
ここに行き着くまで結構悪戦苦闘がありました。もともとiMacのYosemiteのデータ移行はネットワーク越しにTImeMachineバックアップをマウントしてやったらうまくいったんですが、この手が仮想マシンではうまくいかない。移行アシスタントを起動するとローカルマウントしているバックアップイメージがアンマウントされちゃうようで、移行データのソースとして選択できなんです。
移行アシスタントの動きをみていると、起動中のアプリの停止と一緒に一般ユーザーのログイン状態を解除しちゃうんです。管理者権限付きとはいえバックアップディスクも一般ユーザーのマウントしているのでいっしょにマウント解除されちゃう。
この状態、最初はVMwareのせい?とかいろいろ考えちゃって問題に気がつくのに2日かかりました。これの対処は特定のデバイスを継続的マウントするためのおまじないのhdid コマンドをバックアップディスクに対して実行することでできたんですが、LinuxやSolarisで見かけたことないコマンドなんでMac OSでのマウント操作とかいろいろ調べちゃいました。さらに告白すると、USB-HDDにデータ移してパススルーでVMにマウントしたり、iMac Miniをターゲットディスクモードで共有チャレンジしたりと結構いろいろやってます。(笑)
移行アシスタントがデータを移してくれればあとは簡単で、もともと入っていたサーバアプリ(メールとかカレンダーとか)はささっと動きました。自分で入れてあったMySQLやWordPressは自動起動とかパスワード再設定の対応が必要でした。データ移行まで結構悩みましたが、いまはiMac 5K上にYosetemeとMarvericks Serverがいっしょに動いてます。
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