サーバの引っ越しをしよう

このサイトの運用環境はMacOS Server何ですが、ご存知の通りMacOS Server 5.7.1以降メールサーバ,WEBサーバ、カレンダー、DNSなどいろいろなOSSのサーバが廃止になっている。 そのため、家のサーバのOSアップデートも止めている。さらに、このサーバはVMware Fusionの上で動いている仮想サーバです。 もともとFreeBSDで始めたサーバをMacminiに移行して、更にそれを仮想化統合したわけです。

でも、だんだんとその仮想マシンもOSアップデートを繰り返すうちに動作が重くなってきて、どこかで作り直そうかと思っていました。引っ越しのパターンとして、

  • 仮想マシンを作り直し、サーバソフトアップデートを自分でやる
  • 仮想化統合の次はクラウドへのリフト
  • 物理マシンへの再移行

が考えられ、更にそのバリエーションとしてOSも変更するパターンもありますね。 いろいろ考えましたが、仮想マシンパターンは今後Apple Siliconマックに乗り換えた時に 面倒そうなのでやめ、クラウドはドメイン引っ越しの手間とランニングコストでやめて、物理マシンへ移行することしました。 Macでもう一度もあったのですが、底にコストをかけたくなかったのでチョイスはラズパイです。実は結構既ににおもしろそうと買ってはみたものの、そのまま放置のラズパイがあり、最近OSが64bit対応された事もあり、これを機会に、サーバ用にケースを買ってSSD化して使うことにしました。

あとはサーバソフトの構築ですが、Mac付属のソフトで長くやっていたこともあったので最新の事情がわからずちょっと苦戦しました。移行対象は、

  • サーバ証明書
  • Webサーバ
  • WordPress
  • Postfix/dovcote
  • DNSサーバ
  • CalendarServer
  • mailinglist

まだ、証明書は前のサーバからいったんコピー、WebはApacheで構築ですが設定ファイルのツリー構造と管理が昔と変わっていて最初悩む。 WordPressは標準インポートでデータ移行したらメディアライブラリがうまく取りこめず苦戦。メールは以外とすんなり。 DNSは設定のファイルのタイポに気付かずじたばた。 CalendarはRadicaleを組もうとしたけど、apache->radicaleのセキュア接続の設定が出来ず断念して、iCloudにデータ引き継ぐことにした。 と言うところまでは構築とデータ移行の確認が出来ている処。

のこりはそんなに大変ではないと思うけど、あとはバックアップをどうするかですね。 いまはVMwareのスナップショットとTimeMachineを連携しているけど、ラズパイだとどうしようかな。 保護するデータはメールとブログコンテンツだから、cron/tar でもいいのかなぁ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です