秋の登り窯焼成作品ができ上がってきました。 今回は3作品、扇型の鉢と足付き皿と磁器の鉢です。 扇型の物はスーパーで買ったお造りが盛ってあった発泡トレイを元にした型で作っています。鉢の方は黒御影土に白い象嵌をして唐津釉を掛けています。 足付き皿は萩粘土に萩釉、辰砂をかけ分けて半分は焼き締めしています。 唐津釉は青白を期待したけど、余りでませんでした。 萩釉は貫入狙いです。貫入は入っていますが、ちょっと写真では分り憎いですね。 呉須絵の鉢は結構がんばって絵を入れました。 新品なのに焼き上がりが年期が入った感じになっていておもしろい出来です。
今回の登り窯は薪が雨に打たれて湿ってしまい、窯の温度が上がらなかったそうです。 窯は複数の部屋に分かれているんですが、一つの部屋は生焼けになってしまい、窯焚きをやり直すとのこと、次回は春先の実施のため窯に入れたまま年越しするそうです。 幸い,わたしの作品は年越しせずにすんだようです。