氷の力

冷蔵庫のドアがしまりにくくなりました。閉めたつもりでも冷蔵室の扉に少しすき間ができます。
冷蔵室を開けて中を確認したところ、庫内の引き出しが完全に奥まで入らなくなっていました。 普通なら引き出しの後ろに何か物が落ちて引っ掛かっていることが多いはずですか、今回は何もありません。
念のためすべての引き出しを取り出して確認しましたが、何もありませんでした。
しかし、じっと庫内を見ていたところ庫内の奥の壁妙なアールがついていることに気がつきました。どうやら壁自体が変形して前にせり出していて引きだしが奥間で入らないようです。冷蔵庫の背面が変形しているのですから、これはただ事ではありません。 修理を呼ぼうかと思いましたが、ふと思い当たることがあり、思いきって自分で背面のパネルを開けてみることにしました。

開けてみたら想像通り、内部の冷却ラジエーターフィンに大量の氷が取りついていました。どうやら氷の成長で庫内の壁が押し上げられて引き出しが入らないような変形を起こしていたようです。 通常、庫内で結露した水分は水抜き穴から庫外の蒸発皿に排出されるのですが、何かの拍子に水抜き穴が凍ったらしく、水抜きできないため、どんどん内部で氷が成長してようでした。
壁の変形の原因は判ったので、早速氷の除去です。たたき壊すのもありですが、柔らかいアルミのフィンに取りついているので、今回は根気よくドライヤーで解凍しました。水抜き穴が凍っていたので始めのうちは庫内に溶けた水があふれましたが、2時間位で無事氷も除去できてドアも閉まるようになりました。
一応うちの冷蔵庫霜取不要なんですが、今回のこともありますので、定期的に全停止とかした方がいいでしょうかね?
# 作業終わってから気がついたけど写真撮っておけばよかった。

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