黒釉 長皿ができ上がってきました

この春の登り窯で焼成した作品ができ上がってきました。通っている陶芸教室では春と秋の二回登り窯での作品焼成があり、去年の秋は土鍋をつくって、シーズンにはいろいろと活躍してもらいました。今回は長皿を作ってみました。以前にも長皿を登り窯に出したことはありましたがその時はたたら手法で作ったので今回は手法が良いなと思い、ろくろで長皿を作ってみました。 ろくろで筒状に引いた粘土を切り開いてさらにするやり方です。 いつもはろくろでは皿とか椀とかをやっているので、筒の上下で壁の厚みが違うんですが、切り開いて皿にするので、上から下まで同じ厚さにする必要がありますが、これが結構難しいくて、作っては壊しを5回くらい繰り返したかな。 最後の方は粘土のコシもなくなってきちゃってふにゃふにゃ寸前で何とかぎりぎり良しの範囲に収まった感じ。 釉薬は黒釉に白結晶を流し掛けして白黒のツートンぽいできを狙ったのですが、出来上がりは真っ黒い皿になりました。白結晶の釉薬の掛け方薄かったのかな? 秋の土鍋も実は黒釉なんですがそっちは茶色の仕上がり。 登り窯内の酸素の濃度で発色が変わるので、いろいろと思い通りにならないけどそれもまた楽しです。

せっかく作った長皿なんでかっこよく使いたいと思い、陶芸教室帰りに良く行く料理屋さんに持ち込んで盛り付けに使って見てもらいました。やっぱ盛るものちゃんとすると見栄えが違いますね。

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