作業メモ:Raspberry Pi 4 のWindow Manager

自宅サーバを運用しているラズパイ4のデスクトップでスクリーンセーバが動いたときにディスプレイをオフにしたくて、設定をいろいろいじっていました。最終的にはラズパイ4ではディスプレイの電源操作はまだ不具合があるようで有効化されてないとの事でしたが、調査中のいろいろチャレンジではまったので作業メモを残します。

ディスプレイをオフ操作はスクリーンセーバの機能かと思い、スクリーンセーバやウインドウマネジャーをいじっていました。その中でウインドウマネージャーを更新してみようと lightdmのパッケージを再インストールしてみました。 そしたら、なんかデスクトップのルック&フィールが変わってしまいました。調べたところ、これはRaspi OSのデフォのMutterからopenboxという物に変わっているようでした。 ウインドウマネージャーの設定は

/etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/desktop.conf

にされているとのことでしたが、設定は

[Session]
window_manager=mutter
disable_autostart=no
polkit/command=lxpolkit
clipboard/command=lxclipboard
xsettings_manager/command=build-in
proxy_manager/command=build-in
keyring/command=ssh-agent
quit_manager/command=lxsession-logout
quit_manager/image=/usr/share/lxde/images/logout-banner.png
quit_manager/layout=top
lock_manager/command=lxlock
terminal_manager/command=lxterminal
launcher_manager/command=lxpanelctl

mutter指定になっている。 なんでということで、動いているプロセスをみてみると、多分この設定ファイルを参照してるんじゃないかと思うプロセスのオプションがなんか LXDE-pi でなくて LXDEと言う感じになっている。これはということで、ディレクトリ見てみると、LXDEという別パスがあり、その中のdesktop.confがでウインドウマネージャーがopenboxが指定されていました。 たぶん、パッケージの更新のせいで、ウィンドウマネージャーの起動シーケンスで使われる上位の設定が変わってるんだろうなと言うことで、プロセスの依存関係を追っかけて変わっちゃった設定を探したところ、

/usr/bin/startlxde 

とい起動スクリプト中に、LDXEと言うパスをハードコードしてあるのを発見して、そこを修正したら、きちんと元のmutterのルック&フィールに戻りました。ラズパイの情報検索したらおみんな、LXDE-piのパスを見ろと解説されているので基本このパスになるんでしょうが、パッケージの再インストール時にラズパイのディレクトリ構造が反映されてない状態になっちゃったんでしょうね。

同じはまり方している人が見つからなかったので、自力で解決しましたが、X windowsの設定見るなんて、大学か、会社入りたての頃やった依頼だから超久しぶりって感じで、かなり迷路でしたよ。

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