

気がつくと、既に秋の登り窯作品の準備をしないといけない時期になっていました。9月の前半には素焼きが終わっていないといけないのですが、8月の陶芸教室は体調を崩したり、お盆の帰省が重なったりで参加できる回数が減りそうで、さらに時間がない状況です。作品のアイデアは練れていないのですが、とりあえず春に続いて型で何か作ろうということで、舟形鉢を作ることにしました。
例のごとく3Dプリンタで型作りなんですが、これまでは単純な形の物ばかりだったので、平面図をロフトして、内部をシェルでくり抜くくらいのことしかしていませんでした。設計20分、印刷数時間という感じで済んでいたのですが、今回の舟形鉢も同じ手法で作ると、底面のエッジがきつ過ぎていまいち格好が悪い。手直ししたいけど、3DCADのFusionをそこまで使いこなせていない。Claudeさんに助言を求めたら、ロフト→シェル処理ではなく断面を細かく設計してRを見直そう、型にするならそこは少し盛り上げた方が良いよ、とか、すぐには出来そうもない修正案を出してくる。時間がないのになぁと考え込んでいたら、そういえばClaudeとFusionをMCPサーバーでつなぐ実験をやりかけていたことを思い出しました。
そこでClaudeに、今見せている図のデータがFusionにあるので直接確認して、と指示したところ、サクッと接続して状況を見てくれました。大体の形状は理解しました、とのことだったので、提案を反映してとお願いしたら、あっという間に基礎設計をリファインしてくれました。寸法はパラメータ化して、粘土の収縮率に合わせてサイズ変更出来るようにしておきました、とか、いろいろ更新してくれました。ただ、自分で書いた元の図形からの修正は破綻したので、寸法と形は同じにして、一から書き直してもらった感じです。
これで元の形が出来たので、型化してもらったのが写真の物。Claudeさん、3Dプリンタの機種を覚えていたので、分割印刷出来るようにまで手を入れてくれました。半日くらいClaudeとやり取りして印刷データまでたどり着いたので、後は印刷です。二個目の型を印刷している途中でフィラメントが切れてしまい、急遽発注して印刷を再開しようとしたんですが、フィラメント交換待ちのステートがいつの間にか解除されてしまい、最初からやり直しをしています。残り1時間から巻き戻して7時間はちょっと凹みました。
今回の型作りは生成AIにかなりサポートしてもらいました。FusionをAIで動かす実験、ゼロベースからの設計をやろうとしてつまずいていたけど、今回みたいにラフを直すという入り方の方がAIにイメージを伝えやすくて、取っ掛かりとしては良かったかも知れません。