自作球鉢に寄植えをしてみた

陶芸ではもっぱら食器作りにはげんでいますが、たまにはそれ以外もということで鉢を作ってみました。それでお普通に作ったら面白くないので球体の鉢にチャレンジです。 展示会にいって印象ひいた作品にインスパイアされた感じですが、どうやって作るのかなというのも気になっていたんで、良い機会だねって言うことです。 作り方は陶芸の先生のいうには普通にろくろで円筒を引いて真ん中を膨らませながら口を搾っていくとのこと。実をいうとまだ、高さがあるものをろくろで引くのが上手くできないんですけどがんばってみました。この鉢、仕上がり直径を10センチくらいに見込んだんで粘土の収縮と成型のためのマージン考えて縦横13,4センチの円筒を作る必要があります。がんばってやってみたんですけど球というより上下のつぶれた饅頭ぽいでき。後の削りで何とか見た目のリカバリしてこんな感じってとこ。

展示会の作品には苔が植えられていたので、その感じで使おうとおもっていたんですけど、近所のホームセンターでは和っぽい素材のいいのがなかったので、寄植えは観葉植物系になりました。まあ、これはこれで良いかなって感じ。がんばらないといけないのはこういう植え込みの見た目作りですかね。花道かならうと面白いことになるのかな。

黒御影土 球鉢 苔っぽいものを寄せ植えようと思ったけどホームセンターに良いものがなかったので観葉植物の寄植えになりました。

蜻蛉柄小皿

お気に入りの泉橋「夏やご」のラベルイラストにインスパイアされた小鉢を以前作りました。夏やごやったならやっぱり、「とんぼ」もやらないといけないなって言うことで、蜻蛉柄の小皿を作ってみました。泉橋「とんぼ」のラベルをまねてはみたんですけど、ラベル通りにやると赤でべったりという感じになってしまったので一枚だけまねした、後はオリジナルのとんぼデザインにしてしまいました。6枚組の小皿のつもりでいたが、ととんぼのデザインいろいろ替えて試ししたので、柄はバラエティに富んじゃってます。

蜻蛉柄小皿

扇型組皿

イラストレーターで型紙作って、合体させると丸くなる様な皿を作ってみました。 3,4,5分割のパターンをつくって、今回は3分割を採用。焼き上がりの変形できっちりした合体にはならないけど、まぁこんな感じかなってでき。 釉薬は織部なんですがいまいち色が薄いですね。

組皿1 組皿2

やごの器

泉橋酒造さんの夏やごという銘柄の日本酒があります。ラベルのやごの絵が気に入ったので、陶芸で作った器の絵付けをラベルをリスペクトして書いてみました。陶芸の絵付けは後で焼成工程があるので、どんな色加減になるか経験少ない私としてはまだ未知の状態なんですね。このやごの絵も描いたときはなんか薄いし、濃淡の加減もうまくできなかったのでちょっと微妙かなぁと思っていたんですけど、出来上がりは意外と良い感じ。もっと微妙だとおもっていたアジサイ柄も結構見れる状態にはなったかな。

この器か昨日でき上がったばかりなんですが、早速陶芸教室の帰りに泉橋を飲ましてくくれる国立の燗の酒壜さんにもっていってお披露目してしまいました。(笑) 結構かわいくできた感じなんで次は同じ酒蔵の「とんぼ」にチャレンジですかね。

器1 器2 器3 器4

竹様花器

昨日の陶芸教室は2週ぶり。間を空けてしまったので、陶土が硬くなってしまっていて、土の練り直しにガッツリ時間がかかってしまいました。一旦吸水させてから適度な硬さまで菊練りをやる続けるんですが、余りうまくできなくて、腕が痛いやら、変な汗かくやらって感じです。作陶作業はそんな感じでしたが、いくつか作品もでき上がってきていました。なんか意匠が入ったものを作ろうとおもって、竹っぽい花器をつくってみました。実は最初は竹っぽい酒器のつもりだったんですが、作業中に調子こいて大きくつくり過ぎて、3合も入りそうな勢いになってしまったので、花器という事に路線変更したものです。釉薬を枯れ竹ぽくするか、若竹ぽくするか悩みましたが、ま、こんな感じですかねぇ。

竹様花器

金継、直すものはいっぱいあるのさ

エポキシ接着剤を使う技も覚えたので、半年ほど放置してあったぐいのみも修復してみました。こちらはもととも銀晶の柄だったので、銀蒔きで仕上げました。接着後に漆を引いて銀粉を掛けて定着するというやり方です。面創筆で漆を塗っているのですが、細かい部分でまだ思い切りが悪いのか、銀粉蒔いてみるとまだ、ラインががたがたですね。それにもっと細いラインでも良かったような気もします。とり合えず手持ちの壊れた器は全部直したので、金継が上達するにはまた器を壊すか、壊れた器を仕入れてくるかですね。

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継ぎはぎだらけの金継

一度割ってしまって金継してあった飯椀をさらに粉砕してしまいました。継いであった部分が割れたうえ、更に細かく割れてしまいました。なんかあきらめるの癪なので、再び金継をしてみました。前は接着から漆でやって金粉を蒔いていましたが、時間も手間もかかるの今回はかなり手抜き作業です。接着はエポキシ接着剤、欠けた部分はエポキシパテで修繕。継いだ部分には一応新漆を塗りましたが、金粉で仕上げずに、陶器用の上絵用の塗料で金を引いてオーブンで焼成しています。下地がエポキシ樹脂なので、耐熱温度が塗料の焼成温度より低いので無理かなと心配していたのですが、まぁ、何とかOKな感じ。(ちょっとだけ変形したけど)

しかし、かなりの継ぎ接ぎだらけになってしまい、わびさびなんてないって状態になってますね。やっぱり買い替えも検討しないと。

金継

大皿ができたよ

待ちに待った、登り窯の作品ができ上がってきました。今回は尺越の大皿にチャレンジ。象嵌もやって三島っぽく仕上がっています。作っている時は土の色と象嵌の色のバランスがうまくでないかもなんて思っていましたが、まぁ、みられる感じにできてよしよしです。^^/

結構がんばってでかく作ったのはいいんですが、家に持ち帰って冷静になると、食器棚にはいらなーいって状況になっています。飾り台作って立てておくかなぁ ^^?

大皿1 大皿2 大皿3 大皿4大皿5